第1回 レインボー・アクション映像祭 開催のお知らせ

このたび、レインボー・アクションでは「第1回レインボー・アクション映像祭」を開催いたします。
セクシュアル・マイノリティの視点から、現代の社会を問い直す、国内外の映画・映像を上映します。関係者によるトークイベントも同時に実施し、映画・映像を通じて生まれることばや思考を大切に、普段はなかなか語りにくいことについても語れる場を提供する映像祭です。
多くの方のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
いよいよチケットが発売開始となりました。こちらからお申し込みが可能です◎
*5回券と3回券も取り扱いを開始しました!(4/24)
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日 程 2014年5月4日(土)~6日(火)
会 場 東京ウィメンズプラザ ホール
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
全日フリーパス:6,800円
5回券:4,600円(5つのプログラムにご参加いただけます)
3回券:2,800円(3つのプログラムにご参加いただけます)
前売券:1,000円/1プログラム
当日券:1,200円/1プログラム
チケットのご購入はこちらからどうぞ!
<チケットの販売について>
・会場では当日券(1プログラム1,200円)を販売いたします。
・プログラムを指定したチケットの販売はありません。
・前売券のご購入には予約が必要です。
・トークイベントのみのご入場も同額申し受けます。
・ご購入されたチケットは、イベント中止の場合を除き、払い戻しはできません。
・3回券、5回券については、複数人でご使用いただくことも可能です。
*現在、イープラスを利用したチケットの販売は見合わせています。
<入場・座席について>
・開場は上映開始の10分前です。
・全席自由、完全入替制です。
・ご入場は、整理番号順に、①全日フリーパス、②5回券、③3回券、④前売券、⑤当日券の順となります。
(例:当日券で整理番号30番と、前売券で整理番号50番の場合は、前売券の方が先に入場となります。)
・全日フリーパス、5回券、3回券、前売券をお求めいただいた場合は、開場前までに整理番号をお受け取りいただければ、必ずご入場していただくことができます。
・整理番号は、当日の上映作品分に限らず、すべてのプログラムについて、受付にて配布いたします(5月4日(日・祝)11時45分より配布を開始します)。
*チケットの購入等に関するお問い合わせは、実行委員会までメールにてお願いします。(あて先はrafilmfestival[@]gmail.comです。カッコをはずしてお送りください。)
*プレイベントには前売券はありません。詳細はこちらからご確認ください。
*関連イベントへのご参加は事前の申し込みが必要です。詳しくはこちらからご確認ください。
<プログラム> 上映映画を追加しました!(4/29)
5月4日(日・祝)
12時 開会
12時15分〜
『for you』(監督:ペ・フィギョン)
女子中学生の淡い恋心と、直面させられる様々な現実との葛藤、困難をていねいに描いた日本初公開の短編。(韓国,2013年)
*上映終了後、ペ・フィギョン監督によるトークがあります!
(聞き手:根来祐)
13時35分〜
『チョンノの奇跡』(監督:イ・ヒョクサン)
ソウルに住む4人のゲイを追った、韓国で初めてのゲイ・ドキュメンタリーの長編。映し出されるそれぞれの生き生きとした姿から、その現実や日常、そして格闘をも描き出す。(韓国,2011年)
予告編(韓国語のみ):http://youtu.be/sI9f7HYSneM
字幕協力:アジアンクイア映画祭
http://aqff.jp/
*上映終了後、映画にも登場する団体のメンバーや関係者によるトークがあります!
(聞き手:藤田裕喜)
『チョンノの奇跡』は、日本においては、2011年のアジアンクイア映画祭で上映されて以来の再上映の機会です。
当時、映画を観たレインボー・アクションのメンバーで、「絶対にこの映画を、自分たちで日本で再上映したい!」と誓い、2年を経て今回、ようやく実現することができました。
また、ゲストとしてお招きするのは、映画に登場する「同性愛者人権連帯 Solidarity for LGBT Human Rights of Korea」のメンバーの方とその関係者の方です。
映画を観て以来、「何とか韓国の団体と交流ができないか」と考えていました。その思いで昨年、団体を訪問し、お話をさせていただきました。今回お招きするのも、そのときのご縁がきっかけです。
日韓のセクシュアル・マイノリティの団体による、新たな交流の始まりと、今後の展開にもぜひともご期待ください!(藤田)
*なお、18時30分からはXラウンジによる関連イベントが開催されます。詳細はこちらからご確認ください。
5月5日(月・祝)
10時45分〜
『分断の街で』(監督:ユン・スー)
エルサレム初のゲイの市協議会議員サアル・ナタネルが開いたゲイバー「シュシャン」。人々は宗教、民族、差別の壁を越えて、自分が自分らしくあることを求めて、店に集う。人間の尊厳とは何か、人々を分断する壁とは何かを問う。(アメリカ,2009)
公式サイト:http://www.cityofborders.com(英語)
予告編(英語のみ):http://youtu.be/oUY8G4jjzrs
字幕協力:東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
12時10分〜
『We are Transgenders.~性別を超え、自分らしく生きる!~』(監督:尾川ルル)
こんな時代もあったのよ!「性同一性障害」って言葉がまだ知られていなかった頃。大御所のあの人の若いお姿もみられるかも!(日本,1998)
13時55分〜
『ジェリー・フィッシュ』(監督:金子修介)
デビュー以来、同性愛を肯定的に撮り続けてきた金子修介監督が、十代女性の揺れ動く性を描く。第11回「女による女のためのR-18文学賞」最終選考候補作を映画化(日本,2013)
公式サイト:http://r18-jellyfish.com
予告編:http://youtu.be/G2eglni75ew
*本作品はR-18指定です。18歳未満の方はご入場いただけません。
*上映終了後、金子修介監督と浜野佐知監督による対談があります!
(聞き手:大塚健祐)
日活ロマンポルノ映画出身の金子監督とピンク映画出身の浜野監督。
予算的には3~10倍、撮影期間も同じくらい違う両ジャンルですが、共に性愛をモチーフの中心とする点では共通しており、一般映画でも良く似た作品スタイルに辿り着いている気がします。
『ジェリー・フィッシュ』と、6日に上映する『百合子、ダスヴィダーニヤ』の両作品は、「女性同士の愛を描いた」だけではなく、そこに絡んでくる男性も描いているという点が重要なところではないでしょうか。
性愛描写のプロである二人の初対談、見逃せませんよ!(大塚)
5月6日(火・祝)
10時20分〜
『0メートルの隔たり』(監督:エル・フランダース)
パレスチナ人とイスラエル人、男と男、女と女。様々な差異をもつ4人の日常を、歴史を踏まえて重層的に捉え、個人と社会の複雑な距離感を描くドキュメンタリー映画。5年ぶり6回目(東京では3回目)の上映です!(カナダ,2005)
字幕協力:関西クィア映画祭字幕管理委員会
http://kansai-qff.org/2007/sakuhin/11zero.html
予告編:http://youtu.be/fRhc7_LVNZ0
*上映終了後、工藤晴子(レインボー・アクション 移民・難民プロジェクト チーフ)による解説があります。
*当日はパレスチナ・オリーブのブース出展があります!
パレスチナ・オリーブ:http://www.paleoli.org
(パレスチナからの入荷前の時期にあたりオリーブオイルは少量です。刺繍製品をメインに販売します)
12時20分〜
『女として生きる』(監督:江畠香希)
毎月新宿歌舞伎町で行われている都内最大規模の女装イベント「女装ニューハーフプロパガンダ」。そこに集まる人びとにカメラを向けることでそれぞれのジェンダー事情が浮き彫りになっていく。既存のメディアによってステレオタイプ化さえたセクシャルマイノリティのイメージ像、「ゲイ」「ニューハーフ」「性同一性障害」「インターセックス」…見せ物、色物として表象されてきたそれらの言葉は彼ら/彼女らのアイデンティティを剥奪してきた。このドキュメンタリーでは「男ではないこと」に焦点をあて、当事者である監督自身が、彼ら/彼女らの実生活と声、そのイメージの細分化を通して視聴者に多様な性のあり方を問いかける。山形ドキュメンタリー映画祭2011ニュー・ドックス・ジャパン部門において上映。(日本,2011)
公式サイト:http://onnatoshite.rll.jp
予告編:http://youtu.be/ysTuDgkyXJY
*上映終了後、江畠香希監督によるトークがあります!
14時45分〜
『百合子、ダスヴィダーニヤ』(監督:浜野佐知)
大正時代、自分達の信じる愛の形を選んだ女性たちがいた…翻訳家・湯浅芳子と小説家・中條百合子、百合子の夫・荒木茂の間の愛憎を描いたノンフィクション・ドラマ(日本,2011)
公式サイト:http://yycompany.net
予告編:http://youtu.be/_-0NRFUri9M
*上映終了後、浜野佐知監督によるトークがあります!
<概 要>
セクシュアル・マイノリティの視点から、社会で起きている様々なできごとをとらえ返し、問い直す映像祭。
単に映画・映像を上映するだけでなく、監督や出演者などの関係者を招いて、テーマに関連したトークイベントを同時に実施。会場との対話も盛り込み、映画・映像をきっかけにして生まれる言葉や思考を大切に、普段なかなか語れない・語りにくいことについても語れる場を提供する。
また、映像祭という形式をとることにより、映画・映像をきっかけにセクシュアル・マイノリティについて知りたい・考えたいという人や、普段はなかなかイベントに参加できないという人など、講演会やシンポジウムなどと比べ、より多くの人にとって敷居が低い、気軽に参加・来場してもらえる場としたい。
映像祭を通じて、広く社会に対して問題の所在を知らせ、解決に向けた世論の喚起へつなげていきたい。

● 主催:レインボー・アクション映像祭 実行委員会
*取材等のご連絡については、実行委員会宛て(rafilmfestival[@]gmail.com)、直接ご連絡ください。

公式サイト
http://www.rainbowaction.net/
https://twitter.com/#!/Rainbow_Action
http://www.facebook.com/RainbowAction
◆レインボー・アクションの活動はカンパで運営しています。上記の活動を続けるには、ミーティングやイベント開催のための会場使用料、事務経費、郵送料、交通費、デモや街頭アクション開催のための車両レンタル代、横断幕制作費などの出費が見込まれます。今後も活発に活動を続けるためにも、ご支援・ご協力をお願いいたします。
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