第1回Xラウンジ開催報告。「話されたこと」「今後の方針」

Xラウンジに参加したメンバーとの話の中で「Xラウンジで話したことをブログで公開してはどうか?」という提案があり、第01回からXラウンジで参加者が話したことをほんの一部ですが公開することになりました。
今回は、テーマに沿って参加者各々の考えを話す形式にしました。
第01回で話されたことは以下のことです。
①性自認・身体的性別は何と捉えているか?(テーマ以外の話もある)
・性自認と心の性が一致することが理解できなかった
・(性役割に関して)お茶汲みは女性の役割
・(性役割に関して)1950年代、60年代の女性は割烹着というイメージ
・性自認で混乱した
・男性で生まれた人は性別に関する不満のはけ口が女性で生まれた人より多い?
・女性の体で生まれて、男性器が生えて男性に成長すると思った人がいる
・MtFの人の多くは埋没することを望む(「社会から隔離された空間」にいることを否定するため、「女性として社会に溶け込もうとする」傾向の人が多いのではないか)
・社会は、MtFやMtXよりもFtMやFtXの方が顕在化しやすい構造になっている
・男性性を無くすことをしてきたことで女性に見られるようになった人がいる
・Xラウンジの参加希望者はMtXの人よりFtXの人の方が多い
・男性として生まれた人には「非日常的」な場(女装をさせてくれる店など)に性別違和に対するそのはけ口が存在する
②今後の方針
・必要のない性別表記を無くすための活動をする
・パフォーマンス的に行う(東京で行われるセクシュアルマイノリティのパレードにXラウンジが参加)2012年に2回(4月、8月)
パレードに参加する際は、性別が判断できない格好をする(ドレスコード)
・問題が起こったらこの会で共有し、対策を考える
・新しい基準を作る(かっこいい、かわいいとか)
・Xジェンダーについてのイベント行う
・ワークショップを開催する
・Xジェンダーであることを公表してセクシュアルマイノリティに関する活動を行っている人を探す
・性別二元論の考え方が強い人とバトルトーク
次回のXラウンジ開催日は、決まり次第お知らせします。
Xラウンジに参加希望の方は、レインボー・アクションにメールでお問い合わせください。
●メールアドレス:rainbowaction.net@gmail.com
Xラウンジは、参加される個々人の性自認・身体的性別・性的指向は限定しません。誰でも参加できます。
濱川敦材(Xラウンジチーフ)

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