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【XラウンジからNEWS!】参議院議員の尾辻かな子さんへのレインボー・アクションの陳情で、Xラウンジから要望書を提出しました。



 5月27日(月)の夕方にレインボー・アクションのメンバーと、参議院議員の尾辻かな子さんに陳情を行いました。この陳情には、同じく参議院議員の大河原まさこさんも同席していただけました。

その時の様子はこちらになります。

 今回、Xラウンジからは「日本でXジェンダーにまとめられる男でも女でもない性自認にあてはまる人たちについての要望書」を提出させていただきました。その要望書を公開します。
(要望書)



2013年5月27日

尾辻かな子 様
レインボー・アクション Xラウンジ
ハマカワアツキ

日本でXジェンダーにまとめられる男でも女でない性自認についての要望書


拝啓
 お忙しい中、レインボー・アクションとの面会をしていただき、ありがとうございます。
 今回、日本ではXジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人のことで要望させていただきたいことがあります。

 日本では、性自認が男でも女でもない人のことをXジェンダーといいます。他国ではXジェンダーとはいいません。

 Xジェンダーという用語は、1990年代後半に大阪で使われ始めたそうです。

①日本でXジェンダーにまとめられる性自認とは何か

・中性・・・自分のことを男と女の中間であると認識する人の性自認のこと
・両性・・・自分のことを男でも女でもあると認識する人の性自認のこと
・無性・・・自分のことを男とも女とも男と女の中間とも男と女の両方ともある特定の2つの性の間で自認する性が揺れ動くとも認識しない人の性自認のこと
・不定性・・・ある特定の2つの性の間で自認する性が揺れ動く人の性自認のこと
この不定性は、ある特定の2つの性が男と女の間とは限りません。例えば、中性と男の間で自認する性が揺れ動くという不定性当事者の方もいます。
・性自認が男でも女でもないことは分かったが、その性自認が何かまだ分かっていない

②Xジェンダーにまとめられる性自認にあてはまる人について

 Xジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人は大まかに3つに分類することができます。

(1)自分は男でも女でもない性自認ということをはっきりと自覚していて、男と女の人のどちらかに属すことに違和がある人
この中には自分は、性自認と身体的性別が一致していないということから「トランスジェンダー」だと思う人がいます。
(2)自分は男でも女でもない性自認だと自覚しているが、男か女のどちらかに属すことに違和がない人
(3)自分は男でも女でもない性自認に当てはまる感覚があってもそのことを男でも女でもない性自認とは思わない人

(2)と(3)に当てはまる人の中には、例えば、自分には性自認がないと自覚していても、身体的性別が女で、性的指向が女の人ということでレズビアン、自分のことを男だと思う割合が7割、女だと思う割合が3割で、身体的性別が男で、性的指向が男の人ということでゲイというように男と女でセクシュアリティの説明がつくセクシュアリティの人が自認するセクシュアリティに自分自身を当てはめる人がいます。

③Xジェンダーにまとめられる性自認の現状について

 Xジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人のセクシュアリティは様々です。だから、Xジェンダーに当てはまる性自認の多くの人の現状伝えることは難しいです。

 今回は、ハマカワの現状について書かせていただきます。

 私、ハマカワのセクシュアリティは、以下のようになります。
・性自認・・・無性
・身体的性別・・・男
・見た目の性別・・・男
・社会の中で属している性別・・・男
・性他認・・・男
・戸籍上の性別・・・男

 私のセクシュアリティは性自認以外男になります。しかし、私のセクシュアリティに男があることに違和があります。性自認が男でない私は、自分自身のことを男ではないと確信していますが、見た目では男の人にしか見えないので、生活上では私と関わる人には男としてしか扱われません。毎回、男に扱われる度に心の中で「男ではありません」と思います。

④Xジェンダーに関することが書かれている書籍

・「トランスジェンダーフェミニズム」田中玲著 インパクト出版
・「変えてゆく勇気−−「性同一性障害」の私から」上川あや著 岩波出版
 もっと詳しく知りたい人のために4ページの「トランスジェンダー」の説明に男と女の間で性自認がゆれうごく不定性、無性、中性について記述された部分があります。
 
⑤要望

 日本でXジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人の情報はありません。そのことで、自分の性自認が男でも女でもない違う性自認であることについて調べることは非常に難しいです。Xジェンダーについて知識がないとなると、書籍を見つけることはできません。
 そこで、男でも女でもない性自認について議会やメディアなどの取材の際に取り上げていただきたいです。
 情報がないということは、自分が男でも女でもない性自認であることに気が付いても情報がないということで「そんなことを思う人は自分だけ」と孤独になります。それに、男でも女でもない性自認であるのに社会生活を行う上で男扱いされてしまうことや女扱いされてしまうことへの対処法を見出だすこともできません。

取り上げていただけるのであれば以下のことを取り上げていただきたいです。
・日本でXジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人がいること
・Xジェンダーにまとめられる性自認に当てはまる人の中には、男と女とは違う性自認を社会的に認めてほしい人がいるということ
・行政上の書類の性別欄を無くす
・戸籍上の性別を無くす(無くすことができないのであれば、中性・両性・無性・不定性・不明なども表記できるようにしてほしい)


ご検討よろしくお願いたします。
敬具

レインボー・アクションXラウンジ
ハマカワアツキ




 レインボー・アクション Xラウンジは今後も日本でXジェンダーにまとめられる男でも女でもない性自認についての活動を行います。引き続き、ご理解・ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

レンボー・アクション Xラウンジ
ハマカワアツキ



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
公式サイト
http://www.rainbowaction.net/
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レインボー・アクションの活動はカンパで運営しています。上記の活動を続けるには、ミーティングやイベント開催のための会場使用料、事務経費、郵送料、交通費、デモや街頭アクション開催のための車両レンタル代、横断幕制作費などの出費が見込まれます。今後も活発に活動を続けるためにも、ご支援・ご協力をお願いいたします。

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【NEWS!】日本初の同性愛者公言議員・尾辻かな子さんに、セクシュアル・マイノリティ施策に関する陳情を行いました。



 レインボー・アクションでは5月27日(月)、参議院議員に繰り上げ当選されたばかりの尾辻かな子議員(民主党)に、レインボー・アクションの活動説明や、これまでの活動を通して見つけてきた、国や行政機関に働きかけて行くべきセクシュアル・マイノリティ関連の具体的な事柄に関する「陳情」を行わせていただきました。

 尾辻かな子さんは2005年、大阪府議会議員時代にレズビアンであることをカミングアウト。2007年には民主党の公認を受けて参院選全国比例で立候補。今回、その時の得票順による繰り上げ当選が叶ったばかり。

 23日(木)に国会への初登院。そして、さっそく29日(水)には「沖縄及び北方問題に関する特別委員会」にて初質問を行うことが急遽決まるなど慌ただしく議員活動がスタートしたばかりの中、約90分間にもわたる意見交換をさせていただきました。

 また、民主党の参議院議員・大河原まさこさんも陳情の前半に同席してくださり、意見交換もさせていただきました。

 レインボー・アクションからは今回、請願・陳情チーム、Xラウンジ、差別発言抗議プロジェクトのチーフ、代表等5名が参加し、最後にXラウンジからは要望書も提出しました。文面につきましては、また改めてご紹介させていただきます。

 これからもレインボー・アクションでは、国や行政機関に対して働きかけていくべき事柄についての陳情や、具体的な政策提言等も行ってまいります。引き続きのご支援・ご協力よろしくお願いいたします。



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第2回『トラウマ』読書会 開催報告◆次回は6/29(土)15時-18時パフスペースにて。初参加大歓迎!

 5/25(土)に第2回「トラウマ」読書会を行いました。ご報告します。

 今回もフリートークで盛上がったのですが、前回の反省を踏まえて今回は進みました。<はじめに>と<目次>が無事に終わりました。第1章「トラウマと何か」の1.トラウマという概念(p12)まで輪読が出来ました。

 参加者は7名で新しく2名が加わりました。ありがとうございました。今回は「スティグマ」という用語の紹介と解説それにトラウマとの関係など質問も出ました。それから「橋本発言」に対するコメントも出されました。

 いよいよトラウマの定義に入り、何が自分にとってのトラウマか自問自答される参加者の方もおられると思いますが、あくまでトラウマやPTSDを最新の学説や事例などから学ぶことがこの読書会の目的ですので、ご無理の無い様にお願いします。

「トラウマ」読書会チーフ 桑島健太郎



【次回開催予告】★初めての方もぜひ!遠慮なくご参加ください。

レインボー・アクション『トラウマ』読書会 第2回

パレードやイベントあるいは研究会など、様々なピア活動の中で、皆さんは親睦と共生を目的として集まったのに、反目と分裂で終わってしまった苦い体験を味わったことはありませんでしょうか?

 セクシャルマイノリティの一人一人が多様であり,意見の集約が難しいのも原因でしょうが、参加したメンバーの中の多数が実はトラウマ体験を抱えていることが隠れた原因かも知れません。

 悪意も敵意もなく、参加者の誰かが発した一言が別の参加者の「地雷を踏んでしまう」ことは結局このトラウマが隠れているからではないでしょうか?

 それでは、お互いにまず「トラウマとは何か?」を勉強してみようと企画したのがこの読書会です。

 宮地尚子さんの著書『トラウマ』(岩波新書)をテキストにします。形式は音読&輪読&共読で進めます。フリートークもありますが、ここでは参加者ご自身がトラウマ体験を語ったり、また参加者にトラウマ体験を尋ねることを目的にはしていません。

 途中入場も途中退場も自由です。持参していただくのは宮地さんの『トラウマ』だけです。

読書発起人 桑島健太郎

開催日時:6月29日(土)15時~18時
開催場所:パフスペース

東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分。馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビルの3階です。(1FDoCoMoショップ、2F喫茶店)
所在地/162-0045新宿区馬場下町18フェニックスビル3F
地図:http://www.pafspace.com/accessprice.html
参加費:500円(基本的にはお茶とお菓子代ですが、残金が出た場合はレインボー・アクションの今後の活動費とさせていただきます。)
※予約の必要はありません。当日そのままおいでください。



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
公式サイト
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6月1日(土)16時00分から「第08回Xラウンジ」を開催します。

 レインボー・アクション Xラウンジは、交流会「Xラウンジ」を開催しています。

Xラウンジは、
・自分のことを男と女の中間だと思っている人
・自分のことを男とも女とも思っている人
・自分の性があるある特定の2つの性の間で揺れ動く人
・自分は男とも女とも男女の中間とも両方ともある特定の性の間で揺れ動くとも思っていない人
・自分には性自認がないと思っている人
・自分は男でも女でもない性の人だと分かったが、その性がどんな性なのかまではまだ分からない人
・自分の性別が何か分からない人
・自分の体が男なのか女なのかはっきりしていない人
・そういった人たちと交流して様々なセクシュアリティについて知りたい、学びたい人たち
で集まり、活動しています。

第08回Xラウンジのトークテーマは、セクシュアリティ(特に性自認)の捉え方です。

開催日時:6月1日(土)16時00分~18時00分
開催場所:パフスペース(東京都新宿区馬場下町18 フェニックスビル)
最寄り駅:東京メトロ東西線早稲田駅
アクセス方法:http://pafspace.com/accessprice.html/
参加費:300円(ただし、同日開催の第7回「かもカフェ」から継続してご参加の方は200円)
※会場使用料やお菓子、飲み物代などに使用させていただきます。残金が出た場合は、レインボー・アクションの今後の活動に使用させていただきます。

参加にあたり、予約の必要はございません。当日、会場にお越し下さい。

6月1日(土)に行う「第08回Xラウンジ」で定期的(偶数月に1回)に行う交流会「Xラウンジ」は終了します。
今後、交流会「Xラウンジ」は不定期に開催します。

お問い合わせは以下のEメールアドレスまでお願い致します。
rainbowaction.xlounge@gmail.com

レインボー・アクション Xラウンジ
チーフ ハマカワアツキ



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【映像公開】差別表現(ヘイトスピーチ等)にどう対処するか? 現行法制度下の限界◆師岡康子さん

 レインボー・アクションでは昨年からNGOによるグループ「わたしたちが使える国内人権機関を!」に参加しており、マイノリティ視点がちゃんと考慮される実効的な人権機関を国内にも設置することが必要だというスタンスでの活動を続けています。

 当会が発足したきっかけである「石原都知事の同性愛者差別発言」にしても、公人がマイノリティに対して差別発言やヘイトスピーチを行った際に、実効的にそれに対する社会的制裁が与えられる仕組みを作らないことには、いつまで経っても同じことが繰り返される危険性は消えないでしょう。そういった意味でも、今後も粘り強くこの種の活動を続けてまいります。

 さて、その活動をともに行っている他団体との共催となります勉強会の第3回『差別表現にどう対処するか? 現行法制度下での限界』の講師、師岡康子さんのトーク映像の前半部分の公開準備が整いましたので、ご紹介します。今のこの国の制度において、ヘイトスピーチ等の差別表現に対して、いったいどこまで対処することが可能なのか?そこを丁寧に検証しなおすことで、「では何が必要なのか」が具体的に見えてくるのではないかということで企画されました。どうぞお時間のありますときに、じっくりとご覧ください。(なお後半部分の質疑応答に関しては今回は非公開とさせていただきます。)

【動画】差別表現(ヘイトスピーチ等)にどう対処するか? 現行法制度下の限界◆師岡康子さん


今回のイベント概要
【連続勉強会】
具体的に考えよう~人権機関の役割とは~第3回
『差別表現にどう対処するか? 現行法制度下の限界』


「外国人お断り」
「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」
「女性が生殖能力を失っても生きているってのは、無駄で罪です」

 こうした発言は明らかに差別ですが、現在、こうした発言を行なっても処罰されることはありません。このような差別発言は現在、違法行為ではないからです。

 では、差別発言を受けた人は泣き寝入りするしかないのでしょうか?

 今回の勉強会では、京都朝鮮学校襲撃事件、石原前都知事の差別発言、被差別部落出身者に対する差別ハガキ事件など、実際に起きた問題を取り上げ、現行法ではどのような対応がなされたのか、被害者が納得できるような対応をするにはどのような限界があるのか、そして、被害者を救済するためにはどのような法制度が必要なのかについて考えます。

■日時:2013年3月26日(火)18時半~20時半(18時受付開始)
■場所:東京麻布台セミナーハウス4階中研修室
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
■資料代:500円
■講師:師岡康子さん
・・・大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員。2007年9月からアメリカ・イギリスのロースクールに留学し、人種差別撤廃条約と各国の人種・民族差別撤廃法を学ぶ。
■主催:人権政策制度研究会
■共催:アムネスティ・インターナショナル日本、公人による性差別をなくす会、選択議定書と国内人権機関を実現する共同行動、レインボー・アクション



具体的に考えよう~人権機関の役割とは~ これまでの開催イベント
●第1回 ホームレスと生活保護
イベント概要はこちら。
YouTubeに全動画のプレイリストがあります。
●第2回 セクシュアルマイノリティと人権
イベント概要はこちら。



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ソーシャル・ジャスティス基金アドボカシーカフェ『セクシャル・マイノリティのことを知り、 誰もが生きやすい社会を目指して 第2回 ~カミングアウトというコミュニケーション~』

★5/28(火)に、ソーシャルジャスティス基金が主催するアドボカシーカフェにレインボー・アクション代表の島田暁が出演します。

 申し込み制で、参加者にもディスカッションの機会がふんだんに設けられた、参加型トークカフェとなります。ぜひ奮ってご参加ください!




ソーシャル・ジャスティス基金アドボカシー・カフェ

『セクシャル・マイノリティのことを知り、 誰もが生きやすい社会を目指して 第2回 ~カミングアウトというコミュニケーション~』


 地域社会の中には、異性に魅力を感じる人や自分の性別に違和感のない人が多数を占める中で、そうした典型的なあり方とは異なる多様なセクシュアル・マイノリティの方々がいます。

 しかし、そのような性的な多様性の存在に当事者以外の方は気付きにくく、互いのコミュニケーションが取れていないことは珍しくありません。そして、当事者と当事者以外とが、より親しくコミュニケーションをとるには、当事者の方にカミングアウト(公言すること)という非常に覚悟のいる行為が強いられる場合が多いのが現実です。その背景には、周囲の偏見の有無や、人としての信頼関係の有無などが少なからず影響しています。

 そこで今回は、キリスト教の牧師、沖縄出身者、セクシャル・マイノリティという3つのアイデンティティーを持ち、それぞれの立場から多くの人々と豊かな人間関係を築いておられる平良愛香さんと、一般企業に勤めながら映像作家としても広い視野で活動をされている島田暁さんをお迎えし、お二人の体験をうかがいながら「カミングアウト」というコミュニケーションから何が透けて見えるのかを、大好評だった前回と同様、当事者かどうかの垣根を越えた対話の場にしたいと思います。

■ゲスト:


平良 愛香さん


沖縄県出身、日本基督教団 三・一教会牧師、立教大学非常勤講師。性的少数者問題から平和と人権に至るまで、幅広いテーマでの活動を行っている。


島田 暁 さん


2010年の石原都知事による同性愛者差別発言に抗議する活動をきっかけに発足した「レインボー・アクション」代表、映像作家。新作「震災とセクシュアリティ、絆」製作中。


◆モデレーター: 樋口 蓉子(SJF運営委員)

■日時:5月28日(火)18:30~21:00 (18:15開場)
終了後、会場近くにて懇親会を開催します。どうぞご参加ください。

■場 所:四谷地域センター11階集会室
新宿区内藤町87 (丸の内線新宿御苑前駅 徒歩5分)
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html

■資料代: 一般1,000円 学生500円

■お申し込みはこちらから。
http://socialjustice.jp/20130528.html

■チラシPDFはこちらから。
http://socialjustice.jp/p/wp-content/uploads/2013/05/875631f341d34f6e7020836bbfa5ebaa.pdf




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【注:今回は開催曜日と場所が違います】第7回「かもカフェ」を開催します

 6月1日(土)に第7回「かもカフェ」を開催します。土曜日の午後、穏やかな雰囲気の中で話しませんか?

【かもカフェって何?】
 「かもカフェ」は、セクシャルマイノリティ(性的少数者)「かも」知れない人の集まりです。「かも」知れない、と悩んでいる人、「かも」知れないと思っている人、どちらでも構いません。

開催日時:6月1日(土) 13時から15時まで
開催場所:東京・早稲田「パフ・スペース」
参加費:300円(基本的にはお茶とお菓子代ですが、残金が出た場合はレインボー・アクションの今後の活動費とさせていただきます)
※予約の必要はありません。当日そのままおいでください。

 「男性なのに男性が好きかも知れない」「女性なのに女性が好きかも知れない」「男女両方の性が好きかも知れない」「男女関係なく好きかも知れない」

 「身体は男性に生まれたけれど、女性として見られたいかも知れない」「身体は男性に生まれたけれど、どちらの性か分からない(見られたくない)かも知れない」「身体は女性に生まれたけれど、男性として見られたいかも知れない」「身体は女性に生まれたけれど、どちらの性か分からない(見られたくない)かも知れない」「男女どちらの性であるかも知れない」「男女の中間かも知れない」「そもそも性別なんかよく分からないかも知れない」

 「男性として見られたい、だけど男性が好きかも知れない」「女性として見られたい、だけど女性が好きかも知れない」「複数の人が好きになってしまうかも知れない」「もしかしたら自分は人を好きにならない(なれない)かも知れない」「人は好きになるけど肉体的な接触が苦手かも知れない」

 「上のすべてには当てはまらないけれど、自分はもしかしたら『普通の人』と呼ばれている人とは違うかも知れない」等々、、「自分はもしかしたら『セクシャルマイノリティ(性的少数者)』かも知れない」「だけどそんな自分を受け入れられない」と悩んでいる人はいませんか?

 一人で悩んでいる人、自分以外の悩んでいる人と会いたい人、自分の悩みを聞いて欲しい人、人の悩みを聞いてみたい人、誰かと一緒に話し合ってみたい人、ただそこにいたい人、そういう人の集まりが「かもカフェ」です。

 「かもカフェ」では「セクシャルマイノリティ(性的少数者)かも」と思う人なら、年齢、性別(分からない人、決めたくない人を含む)、国籍、未婚、既婚、一切問いません。どんな人でも参加できます。お友達同士やカップル同士、お子さま連れ(親子連れ)の参加も歓迎します。

 そして「かもカフェ」は、自分が「どんな種類の人間なのか」について決めつける場ではありません。決めるのは自分自身です。決めたくないのであれば、決める必要はないと考えています。ただ、話し合うことや相手の話を聞くことによって少しでも「自分一人じゃないんだ」という安心感のようなものが得られたらいいなあと思っています。

 こういう場に一人で参加するのが怖い、という気持ちはよく分かります。今はまだそんなところに行くことはできないよ、と思う気持ちも分かります。だけど「行ってみたい」と思う気持ちが出てきたら、ほんの少しの勇気を振り絞って、参加してみませんか?

 なお、「かもカフェ」開催後はブログでどのくらいの人が参加したかということ等は公表しますが、その中でどんなことが話されたかは公表しません。

お問い合わせがあればこちらまで:rainbowaction.net@gmail.com

世話人:Ron(ろん)
'68年(昭和43年)生まれ、今まではレズビアン自認だったが、ジェンダー違和があるため(性別違和はない)、最近ではFtXとも言えるかもと思い始めています。東京出身ですが、地方に在住していたこともあります。今は付き合って11年、同居して7年になるパートナー、猫と一緒に暮らしています。ちょっと人見知りなところはありますが、できるだけ話しやすい場を作っていきたいと思っています。

文責:カフェプロジェクトチーフ Kuramoto (Ron) Chieko



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【USTREAM配信のお知らせ】5/11(土)17時より Xラウンジ「第01回Xラウンジ情報局」をUstreamで生配信します。

Ustream生配信
日時:2013年05月11日(土)17時00分から18時00分
出演:ハマカワアツキ、
USTREAMのレインボー・アクションチャンネルから配信します。

Live video for mobile from Ustream
ご覧になられる方は是非、画面右側のコメント欄よりご意見、ご感想をお寄せください。
★Twitterからのご参加は、 #RA_X を付けたつぶやきで!

  レインボー・アクション Xラウンジでは、2012年より交流会「Xラウンジ」を行ってきました。交流会「Xラウンジ」では、様々なセクシュアリティの方にご参加いただきました。

Xラウンジは、
・自分のことを男と女の中間だと思っている人
・自分のことを男とも女とも思っている人
・自分は特定の2つの性の間で揺れ動く人
・自分は男とも女とも男女の中間とも両方とも特定の2つの性の間で揺れ動くとも思っていない人
・自分のことを男でも女でもないと思っている人
・自分には性別がないと思っている人
・自分は男でも女でもない性の人だと分かったが、その性がどんな性なのかまではまだ分からない人
・そういった人たちと交流して様々なセクシュアリティについて知りたい、学びたい人たち
で集まり、活動しています。

 2013年05月より更に様々なセクシュアリティの方々と交流できるようにするため、XラウンジではUstreamを使った動画の生配信を行うことにしました。

 Ustreamを使った生配信では、視聴してくださる皆さんとコメントを通して交流し、男と女ではない性自認について考えたり、LGBTやセクシュアルマイノリティという言葉でなかなか語られないセクシュアリティについての情報をお届けしたいと思います。


よろしくお願い致します。

レインボー・アクション Xラウンジ
チーフ ハマカワアツキ
お問い合わせEメールアドレス:rainbowaction.xlounge@gmail.com



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新プロジェクト「男らしさ研究会」ゼロ回 開催報告◆次回・第1回目の開催は7月6日(土)16時パフスペースにて

 5月4日(土)の「男らしさ研究会」の報告です。

 東京は早稲田にあるパフスペースにて「男らしさ研究会」の0回目が行われました。9名の方々が集結しました。

 男らしさに嫌な目に会った人、男らしいものが好きだったのに女に見えるが故に男子達から嫌がらせを受けた事があった人、メンズリブが日本において、世界においてどの様にまなざされてきたのか、ネット社会において男らしさをゲットできずそれをこじらせて「ニコ厨」になっている人たちなどの話になりました。それぞれの恋愛や家族、会社における違和感や珍事件などについてシェアされました。

 次回は渋谷知美さんの著書『立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史 』を少しみんなで読みます。

 そして、あるアメリカのマッチョ議員についての自伝的ドラマをみんなで観る予定です。

 みんなも遊びにきてね!

★次回は、7月6日土曜日16:00から東京早稲田のパフスペースにて行われます。

「男らしさ研究会」チーフ 根来祐



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【映像公開】「性暴力被害とセクシュアルマイノリティ」◆レインボー・アクションシアター第1幕『らせん』上映後トーク◆出演:RC-NET

 5月3日(金)にパフスペースで開催されましたレインボー・アクションシアター★第1幕『らせん』上映+トーク「性暴力被害とセクシュアルマイノリティ」。

 トークゲストのRC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)の岡田実穂さん、宇佐美翔子さん、そして会場にお越しくださった皆さまの許諾を得ましたので、トークの模様をなんと全編ノーカット、ノー編集でYouTube公開させていただきます。

 「無いもの」とされがちな場面が多く、それが被害者や当事者をさらに傷つける構造が厳然としてあるという意味で、「性暴力」というテーマと「セクシュアルマイノリティ」というテーマには密接な関連性があります。これまであまり表立っては語られにくかったことが多く語られています。多くの人にとって、新たな視点を獲得していく契機になるのではないでしょうか。ぜひ、お時間のあるときにじっくりとご覧ください。

 司会は、この日上映されたドキュメンタリー映画『らせん』監督の根来祐さん、レインボー・アクション代表の島田暁です。

性暴力被害とセクシュアルマイノリティ◆レインボー・アクションシアター『らせん』上映後トーク◆出演:RC-NET


★レインボー・アクションシアター第1幕の詳細はこちら。
http://rainbowaction.blog.fc2.com/blog-entry-100.html
★RC-NETのホームページはこちら。
http://rc-net.info/



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
公式サイト
http://www.rainbowaction.net/
Twitter
https://twitter.com/#!/Rainbow_Action
Facebook
http://www.facebook.com/RainbowAction

レインボー・アクションの活動はカンパで運営しています。上記の活動を続けるには、ミーティングやイベント開催のための会場使用料、事務経費、郵送料、交通費などの出費が見込まれます。今後も活発に活動を続けるためにも、ご支援・ご協力をお願いいたします。

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レインボー・アクションシアター★第1幕、お越しくださった皆様、出演してくださった皆様ありがとうございました!



 昨日(5/3)、パフスペースで開催されましたレインボー・アクションシアター★第1幕『らせん』上映+トーク「性暴力被害とセクシュアルマイノリティ」にご参加くださった皆様、トークゲストのRC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)の岡田実穂さん、宇佐美翔子さん、どうもありがとうございました!

★RC-NETのホームページはこちら。
http://rc-net.info/

★トークに関しては、RC-NETのお二人と会場の方々の許諾が得られましたので、YouTubeにアップロードします。ただいま準備中。



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
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レインボー・アクションに新プロジェクト『男らしさ研究会』準備中! 発足のための準備会をパフスペースで5月4日(土)18時から緊急開催。

 男らしさってなに!?

「男らしさ」に疲れた人たちや、
「男らしさ」との付き合い方がわからない人、
「男らしさ」に何らかの被害をこうむった人、などなど。

「男らしさ」というものへの違和感や距離などがある人が少なからず居そうなのに、「男らしさ」を期待されたり強要される立場の人と、そうでもない人たちとを問わず、そういったことをタブー視しないで語り合えるような場が、なかなか無いのかもしれない。

 そういったことについて「何かできないか」と考えたり、研究していったりするための会が、レインボー・アクションに発足します!

 チーフは映像作家の根来祐さん。コンセプト等や具体的な活動内容については、これから決めていきます。参加メンバーのジェンダー、セクシュアリティは問いません。上記のキーワードに少しでも興味があるという方はぜひ、ご参加ください。あるいは御連絡ください。

レインボー・アクション新プロジェクト
「男らしさ研究会」
発足に向けた準備ミーティング「ゼロ会」


●日時:2012年5月4日(土)18時~20:30時頃
●会場:パフスペース
東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分。
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビルの3階です。
(1FDoCoMoショップ、2F喫茶店「フェニックス」)
所在地/162-0045新宿区馬場下町18フェニックスビル3F
地図:http://www.pafspace.com/accessprice.html
●参加費:500円
※予約の必要はありません。当日そのままおいでください。遅刻参加も可能です。
●主催:レインボー・アクション
●お問い合わせ:rainbowaction.net@gmail.com

★18時以降、レインボー・アクションチャンネルでUSTREAM配信が行われるかも!
http://www.ustream.tv/recorded/32065023?utm_campaign=t.co&utm_source=32065023&utm_medium=social



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●お問い合わせはこちらまで。
rainbowaction.net@gmail.com

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