UNHCR難民映画祭『いてはいけない人』10/5(土)の上映後トークに、移民・難民プロジェクトチーフの工藤晴子が出演します。

「普段は沈黙を強いられがちである難民一人ひとりの物語を伝え、彼らの直面する困難をより深く理解していただくことを目的」に、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の主催で世界中の様々な難民に関する映画が上映されます。
今年は、セクシュアル・マイノリティに関する映画『いてはいけない人』の上映も行われるのですが、10月5日(土)の上映後トークに、レインボー・アクションの移民・難民プロジェクトチーフ、工藤晴子が出演することになりましたので、お知らせします。
当日は、作品に関する解説のほか、日本国内におけるセクシュアルマイノリティの移民・難民問題に取り組んできたレインボー・アクションの「移民・難民プロジェクト」のこれまでの活動についてもお話します。多くの方に関心を持っていただける契機になればと思っております。上映は無料(カンパも受付)。皆さまぜひ、足をお運びください。
以下、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)難民映画祭公式サイトより
■映画情報
『いてはいけない人』
監督:ヤリーヴ・モゼール
(イスラエル、オランダ、パレスチナ / 2012年 / 68分 / ドキュメンタリー)
協力:関西クィア映画祭2013
日本語字幕付き 英語音声または字幕付き
「ルイ、32歳、パレスチナ人。テルアビブ市内に身を潜めて8年。アブドゥ、ラマラ出身の24歳。パレスチナ当局にスパイ容疑で拷問を受ける。ファリス、23歳、西岸地区出身。親に殺されかけ、家を出てテルアビブに。ゲイとして、パレスチナ人として、幾重にも絡まりあう差別の中で、彼らに生きる場所は無い。」
【YouTube】The Invisible Men Official Trailer- HQ
2013年9月29日(日) 18:00 イタリア文化会館
2013年10月5日(土) 18:30 青山学院アスタジオ ★上映後トーク出演:工藤晴子(10/5のみ)
◆会場案内はこちら。
◆入場料はいただいておりませんが、各会場にてご寄付を募っております。
ご入場は先着順となります。(予約不可)
各回1時間前より会場にて入場整理券の配布を開始いたします。
各回20分前の開場となります。(前のプログラムが終了していない場合を除く)
各回完全入替制です。
【工藤晴子(レインボー・アクション)プロフィール】
国内難民支援団体勤務を経て、現在はセクシュアル・マイノリティの市民活動団体「レインボー・アクション」の移民・難民プロジェクトチームのチーフとして、日本の入国管理とセクシュアリティの問題に取り組む。また、ニューヨーク市のLGBT Community Centerや、バークレー市のEast Bay Sanctuary Covenantでの活動を通して、アメリカをフィールドにセクシュアル・マイノリティの難民問題について研究を行う。一橋大学大学院博士後期課程在籍。日本学術振興会特別研究員。

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