参議院議員選挙に伴い、政策アンケートを実施しました

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 レインボー・アクションでは、今回の参議院議員選挙に際しまして、候補者向けの政策アンケートを実施しました。その結果を公開いたします。

 対象は、東京都選挙区、群馬県選挙区、茨城県選挙区の候補者で、選挙管理委員会にウェブサイトを届け出ている候補者のみなさまです。ここではご返信をいただけた方のみご紹介いたします。

 みなさまの投票のご参考にしていただければありがたいです。




1 性的少数者に関する施策について

 性的少数者を取りまく課題について、今後、国会ではどのような法や制度の整備が必要であるとお考えですか。

① 様々な人権課題を網羅した包括的な差別禁止法を制定すべきである・・・小川敏夫(東京・民進党)、堀越けいにん(群馬・民進党)、安永あきら(群馬・幸福実現党)

② 性的少数者のみを対象とした差別禁止法を制定すべきである

③ 差別禁止法ではなく、差別解消法を制定すべきである・・・山添拓(東京・日本共産党)、小林きょうこ(茨城・日本共産党)

④ 新たな立法は必要なく、男女共同参画計画など、現行の政府の計画で対応できる

⑤ わからない

⑥ その他

蓮舫(東京・民進党):差別を解消した上で多様性を認める社会へすべき。制度導入に向けた検討を進めるべき

佐藤かおり(東京・無所属):②を制定したうえで、将来的には①を制定する必要があると考えています

鈴木たつお(東京・無所属):あらゆる差別は、法的な規制によってどうにかなるものではありません。差別を撤廃するための運動を粘り強く続けてきたのが人類の歴史でした。差別反対の運動は、差別を生み出す根源と闘い、同時に労働者民衆と被差別者との団結・共闘をいかに守りとおして拡大するかという課題をも持っています。各地で取り組まれる「差別禁止条例」などの法や制度の整備は、禁止措置の羅列や個人的な紛争解決手段の方法に特化され、集団的解決(団結の形成)の手立てを排除しています。したがって鈴木たつおは、法や制度の整備ではなく、あらゆる人権を破壊する改憲勢力との闘い、労働組合を先頭にして団結権を守り通す闘いをともに進めるなかで、差別撤廃の先頭に立ちます。


2 刑事施設における性同一性障害を抱える人の処遇について

 日本国内の刑務所や入国管理施設に収容されている性同一性障害と診断された被収容者、また、性ホルモン補充療法を受けている被収容者に対する、性ホルモン剤の投与について伺います。

① 刑務所や入国管理施設に収容されている時点で、相応の事情があると考えられるため、性ホルモン剤の投与など、特別な配慮をする必要はない

② 刑務所や入国管理施設に収容されていても、個人の尊厳・生死に関わる課題であり、適切な医療を受けられる権利があるため、性ホルモン剤の投与を受けられるべき・・・鈴木たつお(東京・無所属)、山添拓(東京・日本共産党)、小川敏夫(東京・民進党)、堀越けいにん(群馬・民進党)、安永あきら(群馬・幸福実現党)、小林きょうこ(茨城・日本共産党)

③ わからない

④ その他

蓮舫(東京・民進党):具体策については党として議論を進めてまいります。

佐藤かおり(東京・無所属):本人の性自認、性的指向は人権問題として尊重されるものであり、性ホルモン剤のみを焦点化せず包括的な相談が受けられるような専門職を少なくとも用意すべき


3 その他(自由記入欄)

 性的少数者をとりまく政策に関するお考えや、私どもの活動に関するご意見など ございましたら、ご自由にご記入をお願いいたします。

蓮舫(東京・民進党):民進党は5月27日にLGBT差別解消法案を衆議院に提出しました。参議院選挙の公約にも法律制定について盛り込んでいます。LGBTのみならず差別解消法の制定に向け取り組んでいきます。

佐藤かおり(東京・無所属):参議院選挙東京選挙区立候補佐藤かおりの政策の中には、「性的マイノリティなどの差別をなくす」という項目の中に、公約をあげております。多様性が尊重される社会へ。性的指向や性自認による差別を禁止する法律を この公約を掲げた理由は、 DVや性暴力の支援の中で私たちは、当事者たちがPTSDの症状や、抑うつ的な症状、または死にたくなったり、罪悪感をもったりすることがあります。そのことから考えると、性に関わる暴力というのは、身体的な暴力のような目に見える暴力と違ってスティグマを負わされるという点で非常に重いものです。  また、性というのは人が生きることの根幹にも関わる大切なことですので、それが侵害されるということは生きていること自体を否定されるとの同じ感覚になると思います。  身体的な性別や、自分がどのような性で生きたいか、どのような性別の人を好きになるかについて、他人が否定したり、批判したりするようなことはできないものと考えます。  まだまだ偏見の多い日本社会で、同性愛やトランスジェンダー、性別違和についての知識が広く普及していないことは大変残念なことであり、法整備の不備だと考えます。この不備を是正するための性的マイノリティ差別禁止法の整備を目指します。

鈴木たつお(東京・無所属):1の項目への回答で述べたことと重なりますが、性的少数者を含むあらゆる差別を生み出す根源は、民営化・外注化と労働者の非正規化を進め、労働者民衆が生きていくために必要な雇用・福祉・介護・医療などを破壊して、ビジネス(金儲け)にして利益をむさぼっている勢力にあります。また、労働組合が本来の役割をとりもどし、地域のあらゆる人々がともに生きていける社会を建設する活動の先頭に立つことが必要です。差別は、改憲・戦争と一体です。ここに、根源があります。本当の団結をとりもどす闘いの中にしか、性的少数者が人間らしく生きていく道はないと考えます。ぜひ、ともに闘い、進みたいと思います。

山添拓(東京・日本共産党):憲法13条は性的少数者の方々をふくめ、どんなマイノリティであっても、個性を持った個人として尊重されるとうたっています。個人の尊重とは、「こうあるべき」を個人に押し付けないということです。性的少数者が、肩身の狭い思いで、生活せざるを得なかったり、差別や偏見のためにありのままの自分を肯定できなかったりすれば、それは健全な社会とは言えません。
 私は、この間、池内さおり衆議院議員とともに、性的少数者の方々からお話を伺ったり、5月8日に渋谷で行われたレインボー・プライドに参加してきました。
 これからも性的少数者のみなさんとの交流を深め、お話を積極的に伺い、社会の偏見や誤解をとりのぞき、理解を進める情報発信や、現に起きている具体的問題の解決、性的少数者への差別や不利益な扱いを防止・禁止し、人権を守る法律やルール作りにとりくみたいと思います。
 日本共産党は、民進党など野党4党共同で、「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」を5月27日に衆議院に提出しました。通常国会の閉会により、継続審議になりましたが、今後の国会で、他の野党はもとより、与党とも協力して、法案の成立のために全力を尽くします。
 力をあわせて、誰もが自分らしさを主張でき、個性豊かに暮らせる社会をつくっていきましょう。

小川敏夫(東京・民進党):個々人を尊重し、多様な価値観を守る社会をつくるため、様々な差別を禁止・解消する法律の整備を行います。

堀越けいにん(群馬・民進党):性的少数者に対する理解を小さいうちから身につけることが重要だと思います。教育現場での教職員への講習や児童、生徒に対する教育、また学校施設整備が早急に求められると思います。

安永あきら(群馬・幸福実現党):転生輪廻の思想を受け入れられれば性的少数者も楽になりますよ。

小林きょうこ(茨城・日本共産党):性的マイノリティをめぐっては、この1・2年で行政的にも社会的にも大きな発展がありました。私はこうした前進を踏まえ、さらに性的マイノリティにたいする差別の解消や偏見をなくし、生活向上と権利の拡大に力をつくしていきます。
 野党4党共同で提出した法案も継続になっています。すべての党に呼びかけ、成立を目指します。
 
 


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