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「BRUTUS」掲載の松尾スズキ氏による回答内容を批判し、同誌編集部に抗議する

レインボー・アクション250


【2020年10月15日発売の「BRUTUS」誌11/1号(No.926)掲載の松尾スズキ氏による「相談7 男友達を好きになった。」への回答内容を批判し、同誌編集部に抗議する】

 広く公開されたこの文章において、松尾スズキ氏は、親しい友人である同性への恋愛感情と折り合いをつけたいという15才からの真摯な質問に対し、自身の体験にのみ立脚し、かつ、相談者の質問内容にまったく寄り添わない回答を寄せている。

 また、氏が記した「立派な女好きになりました」という記述が自嘲的な表現であることは文脈的にはあきらかだが、若い相談者や同じような悩みを抱える年少者にとっては、自尊感情を育てるためにもっとも重要な時期に、その発達を妨げることに直結する可能性のある、極めて不適切な文字列である。

 57才という「立派な大人」、むしろその知恵を年少者に与えることによって尊ばれる「老人」の年令に達した表現者が、このような無責任きわまる文章を書くということに、日本語使用者としての我々は耐えられない。

 なお、氏のこの発言について、「寛容」とか「多様性」とかの言葉で擁護する声があった。

 我々は、ここではっきり書いておきたい。

 「寛容」は強者の特権である。

 マイノリティが要求される筋合いのものではない。

 「ノイジー・マイノリティ」などという、卑劣な用語も流通しているが、ノイジー、つまり五月蝿く聞こえるのは、当人に心苦しい思いがあるからに他ならない。

 「多様性」つまり「ダイバーシティ」の翻訳語であるが、これは既存の差別構造を改革することなく、見た目だけを塗りつぶすだけで新たな秩序を生み出す仕組みに過ぎない。

 ホワイト・ウオッシング、ピンク・ウオッシングと言われているものである。

 これは、日本語でも1980年代に既に指摘されていた内容であるが、経済的に強い勢力により、言論も塗りつぶされ、ウオッシング、洗われてしまっているのである。

 レインボー・アクション メディア対策チームは松尾スズキ氏のこの極悪文を批判するとともに、この極悪文の掲載を決定した「BRUTUS」編集部に怒りと共に抗議するものである。

   NPO法人レインボー・アクション メディア対策チーム



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