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レインボー・アクション移民・難民問題を考えるプロジェクトでは、東日本入国管理センターの所長宛てに「要望書」を提出しました。

 レインボー・アクション移民・難民問題を考えるプロジェクトでは、一昨年の夏より、茨城県の牛久市にある東日本入国管理センターに収容されているMtFの方々等への面会活動を続けながら、被収容者に対する待遇の改善と早期の仮放免を求め続けてきました。

 今月はメンバーでの集団面会を2回行い現在でも続いている長期収容における実態を調査。2月1日には下記のような要望書を提出しましたので掲載させていただきます。

★なお3月20日(祝)午後に、当プロジェクトの活動報告と今後の展望について討議するトークイベントを開催することが決定しています。ぜひ多くの人々に、知っていただきたく思っています。引き続きのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。




要望書

2013年2月1日
東日本入国管理センター 所長 福山宏殿

レインボー・アクション
代表 島田暁
移民難民問題を考えるプロジェクト 工藤晴子

 当団体は,貴センターにおいて2011 年夏から面会活動を行っております。被収容者より繰り返し待遇改善の要望がなされ,数度にわたる医療と長期収容、仮放免申請についての要求が行われています。当団体では関係機関から情報提供を受けるとともに,被収容者との面談を繰り返し、状況の把握に努めてきました。その結果,貴所において一定の対応はされているものの,依然として改善を要する点があり,特に下記の点については,早急に改善を図られるべき事項と思われます。速やかに対応されるよう要望します。



1. 東日本入国管理センターにおいては、1 年以上に及ぶ長期に収容されているものを即時仮放免許可とすること。
2. 仮放免申請を不許可とする場合には,具体的な理由を示されること。
3. 定期的に健康診断を行うとともに,当人の望む適切な医療を即時に提供されること。
4. 被収容者の声に真摯に耳を傾け,被収容者を人として尊重し、要望事項に対し誠実に協議されること。

要望の理由

1. 収容期間が長期に及ぶこと

 収容は身体の自由、通信の秘密等の基本的人権を著しく侵害します。被収容者が長期の収容による拘禁反応から心身に悪影響を受け、恒常的な体調不良を訴えている現状があります。長期間、外部への十分な連絡手段がない施設に収容され、心身ともに苦痛を感じている被収容者も散見され、自殺念慮を抱き、自殺行動を起こす者もいます。仮放免許可によって長期収容を早期に解消していくことが最も適切な対応と思われます。

2. 仮放免許可基準の不明確さ

 どのような事案であれば許可が出るのか明確な基準がなく,不許可になった際の理由が不明です。理由が具体的に示されないため,どのような条件のもと仮放免許可を申請すべきか、被収容者は自らの状況を的確に理解するための情報を得ることができません。十分な情報を与えずに一方的に拘束状態を継続することは暴力行為といえます。仮放免不許可の際には具体的な理由を申請者に提示することが望まれます。

3. 医療面での待遇改善の必要性

 被収容者について定期的な健康診断の実施がなされていません。ある被収容者は下血が1年近く続いていますが、外部医療を受けても原因不明でその後の対応がなされていません。また、極度な高血圧や低血圧など体調の乱れも頻繁に起きています。被収容者の疾病の早期発見のため,定期的な健康診断を実施する必要性が認められ、また、貴施設内医療機関では対応することができない場合は、直ちに外部専門医療機関での適切な診療が必要です。

 医療ネグレクトが多くの被収容者から報告されています。被収容者処遇規則30条1項は,「所長等は、被収容者がり病し、又は負傷したときは、医師の診療を受けさせ、病状により適当な措置を講じなければならない。」と規定し,また同条2項は,「収容所等には、急病人の発生その他に備え、必要な薬品を常備しておかなければならない。」と規定しています。診療と治療を求める被収容者に対して十分な対応をとることができない現状では、即時の仮放免をすることが適切な対応と思われます。

4.被収容者の声に真摯に耳を傾け、個人の尊厳を尊重すること。

 被収容者は、外部医療機関受診の機会などを要望し、仮放免不許可の理由を提示するよう求めている意見が無視されていると感じています。被収容者の意見に真摯に耳を傾け、身体、精神、文化、性などに関する被収容者個人の尊厳を尊重することを望みます。

5. 結語

 以上の理由により,当団体は,頭書のとおり要望いたします。

 以上



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
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